浴衣をお仕立てに出す

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夏物の浴衣などの反物が仕立てないまま引き出しにしまわれていました。

せっかく購入したんだから、ちょっとずつでもお仕立していかないと、です。


夏物で仕立て待ちの反物

何枚か仕立てる候補の反物がありましたが、意を決して2枚の反物を仕立てに出すことにしました。どれにしようか悩みます。

結果的にユリの花と

↓左から2番めの歌舞伎柄をお仕立てに出しました。両方綿コーマです。

この訳の分からない歌舞伎柄が顔に当てると似合いそうな気がしました。この反物は水通しをしていましたが、ゆり柄はしていなかったので早速水通しをします。


水通し

洗濯機で軽く回してから2時間位水につけて、色落ちがかなりしそうでしたので一度洗剤を入れて洗いました。

水通しは半日つけるとか色々な説がありますが、私は生地を痛めてしまうのが心配なので2時間位にしてます。その前に十分に浸かるようよく混ぜて揉みます。繊維の毛羽で簡単に水が浸透しないので。

このくらいつけておけば出来上がりを洗濯しても大きくは縮みません。

一度、工場で水通しをしてもらったことがありますが、全然だめでした。仕立てたあと洗ったら、10センチぐらい縮みまして仕立て直しました。(当時は自分で仕立てていました)

その後は自分で水通ししています。

下の青い麻と真ん中の緑の麻は新之助上布で以前、仕立てたのですが太ってしまって・・仕立て直そうと洗い張りしてもらったのですが、なんか一度作った着物って新鮮さがないものですね。

なかなか仕立て直す気持ちになりません。↓痩せていた頃

あれば着るんだろけど。数を持ちすぎると本当にいけませんね。これらは来年は仕立てに出したいものです。


お仕立ては文字商店さんにお願いしました

2枚の浴衣は出来上がりが楽しみです。

暑いのに、コテをそばに置きながら仕立ててくださる和裁士さんに感謝です。


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