昨日は雨降りでしたので、シルクウールの着物と雨コートで出かけました。
シルクウールは自宅で洗っていますので、雨にぬれても怖いものなしのありがたい素材です。
自宅で洗える着物といえば
自宅で洗える着物といえば、おしゃれな小紋や訪問着まで揃うポリエステル、気軽な木綿やウール、夏に着用する麻などがあります。
ご承知のようにポリエステルは化繊でその他は天然繊維です。私自身はポリエステルも所持しているのですがなんとなくあまり着用しません。
逆に天然繊維系は少しもっさりする物が多いので好みじゃない方もいらっしゃるでしょう。私は自分の着たい着物が「ザ・普段着物」なので、天然繊維系のほうがしっくり来ることが多いのです。
どちらにしろ雨の日は洗える着物がやはり気楽です。シーズンごとにお手入れに出すのだから正絹でも良さそうなものですが、八掛と表地の釣り合いが悪くなったら嫌だなあと思ってしまいます。
昨日の着用は
シルクウールです。正絹以外の天然繊維で特に好きなのがシルクウールと麻です。
シルクウールの良いところはシワがつきにくい所、しなやかで軽いところです。同じ季節に着られる木綿は皺になりやすく、硬い印象でよりカジュアル感があるなと思います。
サリーちゃんと一緒に写りたくて連れてきましたが、ご機嫌悪いです。
半幅帯で着用です。
シルクウールはこれともう1枚しかないので機会があればもう1枚くらいほしいところです。大活躍の着物です。
昨日も演劇の先生で2コマ、打ち合わせも入れて7時間働いてまいりました。
雨コート
この雨コートは20代のときに作った雨コートですが当時の私に「よくぞ準備しておいた!」と言いたい、中々のお気に入りです。
着物を着るようになると「やれ雨の備えだ、冬のコートだ、春先の羽織物だ、」といろいろ必要になりますね。
でも1枚あれば長く着用できるので、コトーの生地選びは間に合せにせず、とにかく顔映りの良いものをぜひ。
私はこの雨コートと紗の透ける生地のコートがありますが、東京では紗のコートのほうが長期間着られると思います。降水確率の高い時期が暖かい時期に固まっているからです。
普通にちりよけとしても使っています。
雨用の下駄
私は雨の日は下駄です。右側です。
これに透明な爪皮を装着して履いていますが、古風な爪皮ほしいので探し中です。
柄ありのほうが風情がありますね。
話は変わりますが、講師の仕事は
私は本番や稽古のない時期、演劇の講師の仕事もしています。最近気がついたのですが、私は講師という仕事がとても向いてるなって思ったんです。。なぜかというと、とても教えるのが楽しいし、人が変わっていくのを見るのも楽しいのです。
楽しく仕事ができるって何よりです。今年は1月〜3月、6月、8月、10月〜12月に公演がありそれだけでもありがたいですが、合間を縫っての講師業はありがたいですし、ノンストレスで楽しいです。嬉しいことです。
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