コロナや花粉症などで気楽に洗える着物に目が向けられて、木綿などの着物が売れていると聞きました。
除菌のことまであまり考えずに着物を着ていましたが、確かに家でジャカジャカ洗える着物なら安心感はありますね。
木綿きもの利点
1.木綿着物の最大の利点は家で洗濯できることですね。
2.人によってはカジュアルであることが、利点にもなります。
正絹のいい着物を着るとすごい迫力で、洋服の友人や家族と出かけ難いですが、木綿でしたらさほど気になりません。
3.滑りが悪いので着付けがしやすく着崩れしにくいです。
4.価格も比較的お安いものが多いです。(もちろん高級品もあります)
5.現代では単衣仕立てが一般的で気楽。(普段着なので何でもいい)。
庶民みんなが木綿着物を着ていた頃は「冬に単衣」は貧乏の季語でしたが、現代では木綿を袷に仕立てる人は少ないですね。・・・そもそも、普段着物を着る人が少ない上、より暖かいウールが出てきたり、正絹の袷のほうが軽いですし。
先日着たの木綿きもの
黒いネップが入ったグレーの木綿きものです。
無地感の着物ですがネップがあることで少し奥行き感が出て着やすくなってます。
私はあまり無地が似合うタイプではないので、必ず羽織を着用します。(写真撮り忘れてしまいましたが)
そのため、気楽な半幅帯でいいやーという感じです。
木綿きもののデメリット
1.皺になりやすい
2.モノによっては固く重い・・しなやかないい木綿もありますが、色々です。(これは絹物でもそうですが、でも絹のほうがまだ軽いかなと)
3.メリットがそのままデメリットになるんですが、人によってはカジュアル過ぎる・・・せっかく着物を着るなら華やかな正絹が好きとか、そもそも生活範囲に木綿きものを着るにふさわしい場面がない方には不必要ですね。
4.人によってはあまり似合わない。私がそのタイプです。
平たく硬い質感で光沢のないものは似合わないタイプ。私は絞りとか、真綿紬とか、ふっくらした生地が似合うタイプで、正直木綿はいまいちです。
私の場合・・
木綿はお稽古に行くときに着るとか、家族と公園散歩のようなときに着用します。
洗える着物の中でも、麻やシルクウールはしっかりお出かけ感がありますが、木綿は本当にお気楽な場面でのみかなって思います。
木綿でも高級品はありますが、私は木綿が似合うタイプではないので、高級品を手にすることは無さそうです。
数えてみると5枚ありました。
初めて自分で縫った着物はコレです。⬇️
↑この頃、顔面の修正アプリを使うのが私の流行りでした。数年前の写真だけど、流石に顔が違いすぎ!
木綿着物のお値段は、、
自宅で洗える着物は、やっぱりありがたいです。
正絹に比べれば安価なものが多いですが、それでも洋服と比較すると決して安いものではありませんよね。しかも帯も小物も必要となります。
木綿といえども、若い方にとっては気楽なお値段と言えるわけではなく、、。
そこがやっぱり残念ですが、私の持っている遠州木綿はかなりリーズナブルなので見てみてくださいね♡
ランキングに参加しています。