着物のすぐ下に着る長襦袢は本当に人それぞれで、いろいろな工夫をしていらっしゃいます。私はフォーマルな着物を着る機会のほぼない普段着物愛好者です。個人的には、ほぼ長襦袢使用者ですが、しかし初心者さんには、うそつき半襦袢をおすすめしちゃいます。
普段着物にはうそつき半襦袢(はんじゅばん)をあわせている方が多いようです。
うそつき半襦袢とは、身頃が晒(さらし)等の洗える素材でお袖だけポリエステルや正絹のお袖の短い襦袢です。下に裾除け(すそよけ)やステテコなどをはいて着用できちゃいます。
利点は
- 半襦袢のほうが襟元が崩れにくい
- 洗濯したい放第
- 裄の調節がある程度までできる場合がある
- 価格がお安い!!
↑なんかいいとこばっかりですね。私も以前は半襦袢をよく使っていました。新しいの欲しくなってきました(笑)
大抵ポリエステルの半襟がすでについていたりしますので、便利すぎます。普段着物を着たい初心者さんには全力でお勧めします!
欠点は少ないのですが敢えて言うならば・・・
既製品はからだにぴったりではない(お仕立てもできますが)
うそつき半襦袢ももちろんお仕立てできますが、とりあえず既製品という方が多いと思います。人によっては着心地がよくないかもしれません。
私の場合ですが・・・
半襦袢は色気がなくて寂しいと思う
半襦袢は色気がない…個人的にはこれに尽きるんですが・・でもほとんどの方はスルーじゃないでしょうか(* ´艸`)
半衿を安全ピンでとめているくせに、どの口が『色気』とかいうのかって話ですが(笑)
半襦袢、謎の収納ストレス
長襦袢だと『真面目と畳んで仕舞う』けど、半襦袢はアイロンかけるのが面倒だし、そうすると、きれいに畳めなくて引き出しを開けるとイライラするみたいな・・・謎の収納ストレスから現在私は、ほぼ長襦袢ばかり使用しています。
参考までに・・・
正絹長襦袢も普通に洗っています。
普段は袖口や裾をベンジンで拭いて干しています。半衿は白ばかりなので毎回替えて洗っています。
本体は着た回数とか汗をかいたとかで差はありますがシーズン中に1,2回洗濯機で洗うかなという感じです。 (正絹は3枚あります)
洗って縮んでもそんなに問題ないです、襦袢ですから。ただ風合いが変わるとか色落ちとかはありますから、自己責任で洗ってくださいませ。
マイブームは麻の色付き襦袢を寒い時期も着続ける
真冬はどうなるかわかりませんが今の時期は(11月9日)まだ全然、麻の襦袢で問題ないです。むしろ麻の襦袢は快適です。寒がりですが冬を越せるか、いつか詳しくレポしますね。
長襦袢の最大ネックはコスト
正絹は 襦袢生地がネットやバーゲンで1万円くらい+ネットお仕立てで1万円くらいからです。(3000円くらいの反物はやめたほうがいいです。)
最低でも2万円くらいは必要かなと思います。
また、麻の色付き襦袢だと私の場合は3万円くらいかかりました。
一般的な収入の若い方が長襦袢をあつらえるのに2万円~はちょっとキツイかなと思います。他にいろいろお金がかかりますし。親のすねをかじるしかないような。
ヤフオクなんかでも襦袢の反物はそんなに安くならないですし、(リサイクルの襦袢は・・・私はちょっと抵抗あります。)
うそつき半襦袢がやはり優秀です!
やっぱり、普段着物に最初は既製品のうそつき半襦袢が総合的にはいいように思います。お袖を何枚か用意して替えてる楽しみがありますよね。私も初期のころこれが楽しかったです。
ぜひご自分で縫ってみてはいかがでしょうか。本格的な和裁の無双袖(袷のお袖)は難しいですがシュシュを縫うみたいな方法でもいいと思います。
3種類ピックアップしました
値段にばらつきありますね・・。迷います!!
3個目のは替え袖にできるタイプのようです。お買い物マラソン中ですので明日の10日はポイント更にアップですよ。
裄や袖幅に注意して買ってください。※着物の裄より(実際は袖幅が)1センチ短いのが推奨です。
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なんかほんとに欲しくなってきました(* ´艸`)
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