あまりに履き心地がいいと
評判の黒田商店の下駄
松屋銀座店で催事をしてらしたのでいってまいりました。
結論からですが
黒田商店さんの評判のウォーキング下駄は本当に素晴らしい履き心地でした。大げさに聞こえるかもしれませんが、一度はいたら生涯脱ぎたくないって感じです。まさに走れる下駄です。
鼻緒の履物は身体のゆがみが取れるんですって・・・いや、わかる気がしますよ。この履き心地、体がすっきり伸びる感じがしますから。
今回は小紋にも違和感なく履ける草履風下駄を購入しました。
（手前左側小さい白いのは写真を撮るときにごみがくっついただけで、傷ではありません。）
黒田商店さんは東京であれば年に何度か催事で、銀座や新宿当たりのデパートにいらしています。
そちらに伺うとさすがの人気店、お客様が何人か真剣に選んでいる最中です。
ちなみに履物屋さんは基本的にどんなものなのかなーと見てみるだけ・・ということはしずらいです。
お店に入ったら、台を見て鼻緒を選び、そして調整と一連の流れ作業が、あっという間に行われるので鼻緒を合わせてから「いりません」は通りません。
その人の足に合わせてしまったら、もう他の人ってわけにはいかないんですね。靴の試着とは違うのです。ですから買う気がないときは相手にしてくれない履物やさんも多いらしいです。
でも、デパートでの催事だとチラッとのぞく事ができますね。
このお店は奥様が素晴らしいセンスで鼻緒を合わせてくれます。
ご主人は穏やかな職人さん風でさほどおしゃべりではありませんが、私の履いていったよそのお店の下駄もささっとメンテしてくれました。
混んでいる時はサービスはできないかもしれませんが。
黒田商店さんのウォーキング下駄、もしくは草履タイプ下駄もほとんどがお値段は5万円くらいとなります。
花緒によりけりで値段が変わりますが決してお安くはないですね。
しかしながら一番の特徴は、完全メンテナンススタイルの履物で1足で18年履き続けた方もいらしゃるとか。
・・・・18年！！コスパよすぎじゃないですか？？
私は、今まで下駄ばかり履いていまして、完全に履物は消耗品と思っていました。アスファルトでは削れが早く、1年間で３～４足は購入していました。
仮に毎日のように履いていますと、1ヵ月くらいでもう、あちこち欠けたり
削れたりします。 昔は下駄も安くメンテナンスなどという考えもなく消耗品でしたが現在は、自分の好みの台や花緒だと一足、1万5千円超えちゃいます。
てことは、今まで買っていた履物の1年分投入すれば黒田さんの歩きやすくメンテナンスしてくれる下駄が買えるわけです。
コーディネートしてくださる、奥様が本当にお綺麗で品があって！
グレイヘアのショートで綺麗にまとめてらして、上っ張りとお揃いのモンペスタイルでしたがとても素敵でした。
普段はこんな洒落たモンペスタイルで、お出かけの時に着物にしたら
無理なく着物生活ができそう。・・と妄想が膨らみます・・・・
何はともあれいい買い物ができました！
実際にはいてのお出かけが楽しみすぎます！！
追記：２足目も買ってしまいました。↓
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