アンティークの帯や帯留め、簪などが大好きです。眺めているだけで幸せな気持ちになります。お値段がいいのでなかなか買えませんがちょっとずつ増えていくといいなぁ・・と思っています。
今年、灯屋2さんでお買い物した夏の帯です。(2019、5月ころ)
私はアンティークの帯が大好きです。
灯屋2さんはきちんと洗って、作り直していらっしゃるものがほとんどなので、それなりのお値段の物も多いですが、そりゃもう、本当に素敵です。
暑い真夏に名古屋帯を使用するのか?と本気で悩みましたが、でも、こんな綺麗な帯なら何が何でも使おう♡と、心に誓いましたのです。
さて、私がお店に行ったときカワセミの素晴らしい刺繍帯を締めた女性が
いらして、うっとりこっそり眺めていましたら、お店の方に刺繍と彫金をされている作家さんだと伺いました。(灯屋2さんの刺繍作家さんではありません。)
失礼ながらご紹介されたからには、もう、穴が開くほど帯も帯留めも眺めさせていただきました。その女性は
竹花万貴さんです。
竹花さんの展覧会のご本なども拝見しましたが、鼻血が出そう・・・とは、このことです。
買い物をした後、灯屋2さんでのお茶をご一緒させていただいて、ずっとお話を聞かせていただきました。
現在は全く御商売では作っておらず、私物としてご自身の好きなものを作られているだけとか。
ご商売だったら当然、好きなものばかりは作れないわけで、今は時間と手間暇を思いっきりかけてお気に入りだけを作れるとのこと。
つくづくうらやましい芸術活動です。
私と同じく、お母さまの残されたお着物が多かったため和裁を習ったのに、和裁は無理だと挫折したとお聞きし、こんなすごい刺繍が刺せて着物は縫えなかったということに親近感倍増でした。(正確には何枚かは縫われたそうですが、プロに任せたほうがいいと悟ったとのこと)
和裁教室ってどんなところ?着物が縫えるようになるの?
灯屋2のママさんから「サンドイッチはいかが?」とすっかりお昼までご馳走になりまして(普段ならばよく知らない方との会話は苦手なのでお断りするのですが)なんとも、幸せな時間でした。
世の中にはすごい方がいっぱいいらっしゃる。
自分の生き方にこだわって美しいものを作られる。
いえ、むしろ『こだわり』があるからできるのだろうなぁ・・。
私も頑張ろうと元気をいただきました!
着用写真追加しました。↑
全く関係ありませんが
サリーちゃんのスカスカ人生どーぞ。
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